『Into the Depths』カードで地下拠点を築く。失敗を次の遠征へつなぐローグライト・シティビルダー
地下世界の街づくりで、次に建てられる施設を決めるのは、建築メニューではなく毎ターン引かれるカードです。
『Into The Depths』は、カードを使って地下拠点を築き、食料や研究を管理しながら深部を目指すローグライト・シティビルダー。
遠征の舞台となる「Depths」は、原因不明の地殻変動によって絶えず姿を変えています。
引いたカード、利用できる地形、周囲の資源を確認しながら、どの施設をどこへ建てるのかを判断しなければなりません。
食料を優先して拠点を安定させるのか。
研究を進め、新たなカードを手に入れるのか。
それとも、危険を承知で地下のさらに深い場所を目指すのか。
遠征に失敗した後も、デッキの調整や恒久的な強化を行い、次の挑戦へ経験をつなげられます。
本記事では、街づくり、資源管理、デッキ構築を組み合わせた『Into The Depths』ならではのゲームシステムを紹介します。
危険と謎に包まれた地下世界「Depths」へ遠征する
『Into the Depths』とは
『Into the Depths』は、インディーゲーム開発者SmelJeyが手がける、PC向けのローグライト・シティビルダーです。
プレイヤーは、遠征のたびに構造が変化する地下世界へ向かい、カードを使って前哨基地を建設。
食料や研究などの資源を管理しながら、地下のさらに深い場所を目指します。
一般的な街づくりゲームとは異なり、好きな建物を自由な順番で設置できるわけではありません。
毎ターン引かれるカードと、その場の地形から最善の一手を考える必要があります。
建物の選択、配置、拠点を広げるタイミングまで、一つひとつの判断が遠征の結果を左右します。

カードを使って地下に施設を建て、遠征の拠点を発展させていく
公式トレーラー
引いたカードから、地下の拠点を作り上げる
本作の街づくりは、毎ターン引かれるカードを使って進行します。
カードには、拠点を構成するさまざまな建物や行動が用意されており、その中から現在の状況に合ったものを選択。
選んだ建物を六角形のマスへ配置し、少しずつ遠征の足場を整えていきます。
手元へ来るカードによって選べる建物や取れる戦略が変わるため、遠征のたびに同じ拠点が完成するとは限りません。
与えられた手札へ対応しながら、その遠征ならではの街を組み立てることが、本作の大きな特徴です。
カードを選び、次の一手を決める
手札には、地下拠点を発展させるためのカードが並びます。
不足している資源を補うのか。
将来の発展につながる施設を建てるのか。
別のカードとの組み合わせを見据え、必要なカードを温存するのか。
現在の状況だけでなく、数ターン先まで考えた選択が求められます。
毎ターン提示されるカードから、現在の拠点に必要な一枚を選ぶ
選んだ建物を地下へ配置する
カードを選択した後は、施設を建てる場所を決めます。
空いている場所へ設置するだけでは、拠点の力を十分に引き出せません。
周囲の建物や地形、今後利用したい土地まで考えながら、配置場所を選ぶ必要があります。
限られた地下空間をどう使うかによって、同じカードを手に入れた場合でも拠点の形は変化。
どのカードを使うかだけでなく、どこへ置くかまでが重要な戦略になります。

選択した建物を地下のマスへ設置し、拠点を広げていく
建物同士の組み合わせが、拠点の力を変える
『Into The Depths』では、建物を数多く設置するだけで遠征を成功させられるわけではありません。
施設やカード同士の組み合わせによって、拠点の生産力や資源の獲得量が変化します。
どの建物を近くに配置するのか。
限られたスペースを、どのような順番で埋めるのか。
現在の効率を優先するのか、それとも将来の拡張に備えて空間を残すのか。
こうした判断を積み重ねながら、拠点全体の働きを高めていきます。
一つひとつの建物をパズルのピースのように組み合わせることが、本作の街づくりに深みを与えています。
理想の街を眺めるだけでなく、毎ターン最適な配置を考える。
シティビルダーとパズルの面白さが交わるゲームシステムです。

建物同士の配置を考えながら、自分だけの地下拠点を作り上げる

限られた地下空間の中で、施設同士の相乗効果を狙う
食料・研究・拡張――何を優先するか
地下で遠征拠点を維持するには、複数の資源をバランスよく管理しなければなりません。
中でも重要になるのが、食料の確保、研究への投資、富の獲得です。
一つの要素だけを優先しても、遠征は安定しません。
現在の状況を確認しながら、限られた資源をどこへ使うのか判断する必要があります。
地下では、金より食料が重要になることも
拠点の規模が大きくなるほど、維持するために必要な食料も増えていきます。
施設を増やして急速に発展させても、十分な食料を確保できなければ、その規模を支え続けられません。
ときには目の前の利益よりも、遠征を継続するための食料を優先する必要があります。
大きな拠点を作ることと、その拠点を維持することは別の問題です。
現在の供給量を確認しながら、無理のない速度で拠点を発展させることが重要になります。
研究が、新しいカードと可能性をもたらす
研究や技術へ投資することで、強力なカードをデッキへ加えたり、収入を強化したりできます。
目の前の資源を拠点の維持へ回すのか。
それとも、将来の発展を見据えて研究へ投資するのか。
短期的な安定と長期的な成長の間で、判断を求められる場面も出てきます。
研究を進めれば、その後に選べる戦略も増加。
一方で、現在の食料や資源を軽視すると、新しい技術を生かす前に遠征が立ち行かなくなる可能性があります。
拠点を広げるほど、管理も難しくなる
利用できる土地を増やせば、建物を設置できる場所や選択肢も広がります。
ただし、施設が増えるほど必要な資源も多くなり、拠点全体の管理は複雑になります。
規模の大きな街が、必ずしも安定した街とは限りません。
どの段階まで発展させるのか。
いつ探索や富の獲得へ力を入れるのか。
拠点の成長と遠征の進行を両立させることが、Depthsを攻略する鍵となります。

食料や研究、拠点の規模を確認しながら次の行動を決める
報酬を選び、遠征中の戦略を組み立てる
遠征を進める中では、複数の候補から報酬を選ぶ場面も登場します。
現在の拠点を安定させるカードを取るのか。
特定の施設との組み合わせを強化するのか。
それとも、まだ完成していない戦略へ賭けるのか。
報酬の選択によって、その後の拠点づくりやカードの使い方が変化します。
一見強力なカードであっても、現在の街と相性が良いとは限りません。
手元にある施設や今後狙いたい組み合わせを考え、自分の戦略に必要な報酬を見極めます。
食料を安定させる拠点や、研究を素早く進める拠点、特定の施設同士による相乗効果を狙った拠点など、選んだカードによって遠征ごとに異なる方向性が生まれます。

複数の報酬から、現在の拠点と相性の良いものを選択する

選んだカードによって、遠征中に取れる戦略も変化していく
絶えず姿を変える地下世界「Depths」
遠征の舞台となるDepthsは、謎の地殻変動によって絶えず形を変えています。
洞窟は遠征ごとに自動生成され、地形や利用できる資源も変化。
前回と同じ経路や、まったく同じ拠点構成を再現できるとは限りません。
一度成功した方法が、次の遠征でもそのまま通用するとは限らないのです。
プレイヤーは、そのとき与えられた地形と手札を確認し、新たな攻略方法を考えます。
決まった正解をなぞるのではなく、変化する状況へ対応する力が試されます。
このランダム性によって、同じDepthsへの遠征でも、毎回異なる判断と発見が生まれます。

地形や資源の配置が変化する地下世界を、遠征ごとに開拓していく
環境が変化する、6つの地下バイオーム
Depthsには、環境や資源、乗り越えるべき課題が異なる6つのバイオームが存在します。
地下へ進むほど周囲の景色が変化し、新たな資源と危険が遠征隊を待ち受けています。
岩に覆われた上層から、霧の立ちこめる湿った洞窟、熱気に包まれたマグマ地帯、地下世界の最深部へ。
拠点づくりの基本は同じでも、周囲の環境が変われば、求められる判断も変化します。
岩に覆われた上層「Upper Levels」
遠征の入り口となる、岩が広がる地下の上層です。
限られた土地や資源を利用しながら、Depthsを進むための最初の拠点を整えていきます。
序盤のうちに食料や研究の基盤を作れるかどうかが、その後の遠征にも影響します。

霧に包まれた「Humid Caves」
Humid Cavesは、青緑色の地形と霧に包まれた湿った洞窟です。
岩の上層とは雰囲気が大きく異なり、地下へ深く進んでいることを視覚的にも感じられます。
環境の変化に合わせて、新たな資源や課題へ対応しなければなりません。

青緑色の霧と水気に包まれたHumid Caves
灼熱の「Magma Caverns」
さらに地下へ進むと、熱とマグマに覆われたMagma Cavernsが現れます。
冷たく暗い洞窟とは異なる、赤やオレンジ色を基調とした危険な地下空間です。
利用できる資源や拠点運営で意識すべき点も変わるため、これまでに学んだ知識を生かしながら新しい状況へ対応する必要があります。

灼熱の環境が広がるMagma Caverns
地下の最深部「Abyss」へ
Depthsの最も深い場所には、Abyssが待ち受けています。
ここへ辿り着くためには、カードの使い方や建物同士の組み合わせ、資源管理を学び、何度も遠征を重ねなければなりません。
前の地域で通用した戦略へ固執せず、その場の環境に合わせて拠点を作り直す柔軟さが求められます。

Depthsの最深部に広がるAbyss
遠征に失敗しても、すべてを失うわけではない
Depthsの攻略は、一度の遠征で完結するとは限りません。
食料が不足したり、必要な資源を確保できなくなったりすれば、その遠征は失敗に終わります。
しかし、失敗したからといって、すべてが無駄になるわけではありません。
遠征の合間には、次の挑戦へ向けた準備を進められます。
恒久的なアップグレードを解放し、新しい建物カードを手に入れ、開始時のデッキを自分の戦略に合わせて調整できます。
前回の遠征で何が足りなかったのか。
どのカードがうまく機能しなかったのか。
どの建物同士を組み合わせれば、より安定した拠点を作れるのか。
失敗から得た知識を生かし、次の遠征では異なる方法を試していきます。
恒久アップグレードで次の遠征を強化
遠征を重ねることで、次回以降にも効果を持つ恒久的なアップグレードを解放できます。
一度の失敗で完全に最初へ戻されるのではなく、挑戦を続けながら少しずつ可能性を広げられる仕組みです。
前回は越えられなかった場所へ、次の遠征では到達できるかもしれません。
こうした段階的な成長が、再びDepthsへ向かう理由になります。

恒久アップグレードを解放し、次の遠征に備える
自分の戦略に合わせてデッキを調整する
新しく解放した建物カードを加え、次の遠征で使用する開始デッキを調整します。
食料の確保を重視するのか。
研究を早く進めるのか。
特定の建物同士による強力な組み合わせを狙うのか。
目指す戦略によって、必要なカードも変わります。
前回の失敗を振り返り、自分なりのデッキを作ることも、次の遠征へ向けた重要な準備です。

一つの街を長く育て続けるのではなく、遠征ごとに新しい拠点を築き、失敗から次の戦略を考える。
街づくりの計画性と、ローグライトの試行錯誤が組み合わされていることが、本作ならではの魅力です。
『Into The Depths』はこんな方におすすめ
『Into The Depths』は、次のような方におすすめです。
・街づくりや拠点建設ゲームが好きな方
・デッキ構築やカードの組み合わせを考えるのが好きな方
・資源管理や施設配置を楽しみたい方
・失敗から学び、少しずつ攻略を進めたい方
・遠征ごとに異なる展開を楽しみたい方
・暗く幻想的な地下世界に惹かれる方
カードを使った街づくり、資源管理、ローグライトによる繰り返しの挑戦。
そのいずれかに魅力を感じる方であれば、Depthsでの遠征と試行錯誤を楽しめるのではないでしょうか。
開発者SmelJeyについて
SmelJeyは、『Into The Depths』を手がけるインディーゲーム開発者です。
本作では、シティビルダーと資源管理を組み合わせたパズルのようなゲーム性へ、デッキ構築とローグライトの要素を加えています。
多彩なカードと変化する洞窟によって、遠征ごとに異なる戦略が生まれる作品です。
『Into The Depths』はSteamで配信中
『Into The Depths』は、2026年6月10日よりPC向けにSteamで配信されています。
毎ターン引かれるカードを使い、施設同士の組み合わせを考えながら地下拠点を建設。
食料や研究、富を管理し、変化し続ける洞窟のさらに深い場所を目指します。
たとえ遠征に失敗しても、カードやアップグレードを見直し、次の挑戦へつなげることが可能です。
日本語のインターフェースと字幕にも対応しているため、カードを使った街づくりや、遠征ごとに異なる試行錯誤が気になった方は、Steamストアを確認してみてください。
『Into the Depths』ゲーム基本情報

タイトル:Into The Depths
開発元:SmelJey
販売元:SmelJey
ジャンル:ローグライト/シティビルダー/デッキ構築/ストラテジー
対応プラットフォーム:PC(Steam)
発売日:2026年6月10日
プレイ人数:シングルプレイヤー
日本語:インターフェース・字幕対応
体験版:あり
Steam:
公式トレーラー:
公式X:
まとめ
カードを引き、建物を配置し、限られた地下空間へ拠点を築く。
食料や研究、富を管理しながら、さらに深い場所へ遠征する。
失敗したときは、デッキやアップグレードを見直し、再び姿を変えた地下世界へ挑む。
『Into The Depths』は、街づくりの計画性、デッキ構築の組み合わせ、ローグライトの試行錯誤を一つにした作品です。
毎回異なる洞窟と手札の中で、どのような拠点を作り、どこまで地下へ進めるのか。
プレイヤー自身の判断によって、一度きりの遠征が形作られていきます。
拠点建設や資源管理が好きな方は、危険と富が眠るDepthsへの遠征を始めてみてはいかがでしょうか。
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