2026.06.05

『Johan – a medieval rabbit game』とは?中世ヨーロッパの民間伝承とSEKIROへの敬意から生まれるウサギのアクションゲーム


『Johan』は、15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界を舞台にしたソウルライクアクションです。

かわいらしいウサギの姿と、中世ヨーロッパを思わせる幻想的な世界。

その組み合わせだけでも目を引く作品が、Steamで公開されている『Johan – a medieval rabbit game』です。

本作は、Vercors Studioが開発するシングルプレイヤー向けのソウルライクアクションゲーム

プレイヤーは、古い写本のページから命を得たウサギ「Johan」となり、土地を荒らす2つの騎士軍を止めるために戦います。

一見すると、かわいらしいウサギが主人公のファンタジー作品に見えるかもしれません。

しかし、本作の魅力はそれだけではありません。

15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界

装飾写本や欄外装飾アートから着想を得た奇妙な生き物たち

そして、『SEKIRO』から影響を受けたというパリィベースの戦闘

今回は、ソロ開発者であるQuentin氏からいただいたコメントも全文掲載しながら、『Johan – a medieval rabbit game』の魅力を紹介します。


『Johan – a medieval rabbit game』とは?

『Johan – a medieval rabbit game』は、Vercors Studioが開発するシングルプレイヤー向けのソウルライクアクションゲームです。

舞台となるのは、15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界。

その土地では、2つの騎士軍が争い、周囲を荒らしています。

プレイヤーが操作するのは、古い写本のページから命を得たウサギ、Johan

Johanは、土地を荒らす両軍を止め、傷つけられた者たちのために立ち上がります。

本作では、剣を使ったパリィベースの戦闘に加え、装飾写本の力を使って中世民間伝承に登場するような奇妙な生き物を召喚する要素も用意されています。

また、ウサギならではの身軽さを活かしたプラットフォームアクションも特徴です。

かわいらしい見た目の主人公と、どこか不穏で幻想的な中世世界

そのギャップが、本作の大きな魅力になっています。


15世紀ヨーロッパをもとにした、幻想的でダークな中世世界

『Johan』でまず印象に残るのは、ウサギを主人公にしながらも、単純にかわいいだけでは終わらない世界観です。

中世の城、山岳地帯、戦乱に揺れる土地。

そこに、ウサギの主人公が剣を手にして立ち向かっていく。

この組み合わせには、どこか不思議な魅力があります。

本作の舞台は、15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界です。

2つの騎士軍が争い、土地を荒らしている中、Johanはその争いを止めるために行動します。

小さなウサギが、巨大な騎士たちや戦乱の中世世界に立ち向かう

その構図が、『Johan』の世界観に不思議な力強さを与えています。

ウサギという存在は、日本ではかわいらしい動物として見られることが多いと思います。

しかし『Johan』では、そのかわいらしさの奥に、戦乱、復讐、民間伝承、古い写本の不思議な力が存在しています。

明るく幻想的でありながら、どこかダーク

その二面性が、『Johan – a medieval rabbit game』を気になる作品にしています。


パリィを軸にしたソウルライク戦闘

小さなウサギであるJohanが、剣を手に騎士たちへ立ち向かう戦闘シーン。

『Johan』は、パリィベースの戦闘システムを特徴とするソウルライク作品です。

本作では、小さなウサギであるJohanが、自分よりもはるかに大きな騎士たちに立ち向かいます。

ただ攻撃するだけではなく、敵の動きを見極め、パリィを狙い、隙を見つけて反撃する。

そうした緊張感のある戦闘が、本作の大きな魅力になりそうです。

また、ドキュメントでは「プレイヤーのスキルを試す印象的なボス」も特徴として挙げられています。

通常の敵との戦闘だけでなく、強敵やボス戦でも、Johanの小さな身体と俊敏な動きを活かした立ち回りが重要になりそうです。

かわいらしい主人公とは対照的に、戦闘面ではしっかりと手応えのあるアクションが期待できる作品です。


『SEKIRO』を愛する開発者が目指す、独自のアクション体験

本作の開発者であるQuentin氏は、開発者コメントの中で『SEKIRO』を自身の一番好きなゲームであり、主なインスピレーション源だと語っています。

もちろん、『Johan』は単に『SEKIRO』のようなゲームというわけではありません。

Quentin氏自身も、似た魅力を持ちながら、しっかりと独自性のあるゲームプレイ体験を作っていきたいとコメントしています。

小さなウサギであるJohanが、自分よりも大きな敵に対して、素早い動きと剣術で立ち向かう。

その構図には、ただ攻撃するだけではなく、敵の動きを見極める緊張感が感じられます。

FromSoftware作品が好きな人にとっては、開発者自身が『SEKIRO』への影響を語っている点も、注目したくなるポイントではないでしょうか。


装飾写本や欄外装飾アートから着想を得た“奇妙な生き物”たち

『Johan』には、中世写本の欄外装飾アートや民間伝承から着想を得た奇妙な生き物たちが登場します。

『Johan』で特に気になる要素が、装飾写本や欄外装飾アートから着想を得た“奇妙な生き物”たちです。

本作の重要なモチーフになっているのが、中世写本に描かれた「欄外装飾アート」です。

中世の写本には、本文の周囲や余白に、不思議な動物や怪物、奇妙な姿の人物などが描かれることがありました。

現代の感覚で見ると、どこかユーモラスで、少し不気味で、強く印象に残るものも少なくありません。

『Johan』では、そうした欄外装飾アートや中世民間伝承から着想を得た生き物たちが登場します。

プレイヤーは、それらの奇妙な生き物を召喚し、それぞれの能力を活かして戦うことができます。

それぞれの召喚には異なる能力が用意されているようで、戦い方の幅を広げる要素になりそうです。

ただ剣で戦うだけではなく、写本から生まれた存在を呼び出し、戦闘に活用する。

この召喚要素は、『Johan』ならではの個性を強く感じられる部分です。


ウサギならではの身軽さを活かしたプラットフォームアクション


険しい山岳地帯や高低差のあるフィールドを、Johanの身軽さで探索していく。

『Johan』は戦闘だけでなく、プラットフォームアクションにも注目したい作品です。

ドキュメントでは、Johanのウサギとしての俊敏さを活かしたプラットフォーム要素が特徴として紹介されています。

小さな身体と身軽な動きで、中世の世界を駆け回る。

この時点で、かなり惹かれるものがあります。

戦闘で敵と向き合う緊張感。

写本の力を使った召喚。

そして、ウサギならではの俊敏な移動。

これらの要素が組み合わさることで、『Johan』は単なるソウルライク作品ではなく、世界を探索する楽しさも感じられる作品になりそうです。

また、本作の物語は、環境やゲームプレイを通じて発見していく形で描かれるとのこと。

つまり、ただ文章で説明されるだけでなく、プレイヤー自身が世界を歩き、戦い、探索する中で、Johanやこの世界に何が起きているのかを知っていく作品になりそうです。


開発者Quentin氏から日本のプレイヤーへ

今回、Retry Game Journalでは『Johan – a medieval rabbit game』のソロ開発者であるQuentin氏に連絡を取り、日本のプレイヤーに向けたコメントをいただきました。

Quentin氏はフランスを拠点とする開発者で、長年ゲームプレイアニメーターとして活動してきた人物です。

キャリアの中でアニメーションの技術やUnreal Engineでの開発スキルを磨き、現在は初のソロゲームプロジェクトとして『Johan』の開発に取り組んでいます

開発者の想いをそのまま伝えるため、ここではコメント全文を掲載します。

こんにちは!
『Johan, a medieval rabbit game』のソロ開発者、Quentinです。
日本のプレイヤーの皆さんに私のゲームを紹介できることをとても嬉しく思っています。
私は、クオリティや革新性の面で日本の開発者からインスピレーションを受けることがよくあります。
『Johan』では、プレイヤーの皆さん、特にFromSoftwareファンにとって価値のある体験を届けられたらと願っています。
『SEKIRO』は私の一番好きなゲームであり、主なインスピレーション源です。
開発が進む中で、似た魅力を持ちながらも、しっかりと独自性のあるゲームプレイ体験を作っていけたらと思っています。
また、海外のファンの皆さんに、あまり知られていないヨーロッパ中世民間伝承の一面を紹介できることも楽しみにしています。
『Johan』には、古い写本に描かれている奇妙な生き物たちから着想を得た存在が登場し、プレイヤーはそれらを召喚して戦闘で使うことができます。
プレイヤーの皆さんがそれらを発見したとき、どんな反応を見せてくれるのか楽しみにしています!

日本のゲーム開発、とくにFromSoftware作品へのリスペクトが語られている点は、日本のプレイヤーにとっても嬉しいポイントだと感じます。

同時に、『Johan』は単なる影響作ではなく、15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界や、装飾写本、欄外装飾アート、民間伝承のイメージを取り入れた、独自の世界観を持つ作品として注目したいタイトルです。


日本のプレイヤーにとって気になるポイント

ここからは、日本のプレイヤー目線で『Johan』の気になるポイントを整理していきます。

FromSoftware作品が好きな人は注目したい開発背景

開発者のQuentin氏は、『SEKIRO』を一番好きなゲームであり、主なインスピレーション源だと語っています。

FromSoftware作品が好きな人にとって、このコメントはかなり気になる部分ではないでしょうか。

特に、敵の攻撃を見極めるアクションや、緊張感のある戦闘が好きな人にとって、『Johan』は注目したい作品になりそうです。

ウサギ×中世×ソウルライクの意外な組み合わせ

ウサギが主人公と聞くと、かわいらしい冒険を想像する人も多いかもしれません。

しかし『Johan』は、15世紀ヨーロッパをもとにした中世世界や、騎士軍との戦い、パリィベースの戦闘、古写本のモチーフが組み合わさった作品です。

かわいいだけではない。
けれど、重すぎるだけでもない。

その独特なバランスが、本作ならではの魅力に感じられます。

ヨーロッパ民間伝承や古写本モチーフの世界観

日本のゲームでは、妖怪や神話、和風ファンタジーのモチーフが使われることがあります。

一方で『Johan』では、ヨーロッパ中世の民間伝承や、古い写本に描かれた奇妙な生き物が大きな要素になっています。

普段あまり触れる機会のない文化や伝承を、ゲームを通じて体験できる点も魅力です。

召喚と探索が戦闘にどう関わるのか

本作では、装飾写本や欄外装飾アートから着想を得た生き物たちを召喚し、戦闘で活用できます。

それぞれの召喚には異なる能力があるため、敵や状況に応じてどのように使い分けるのかも気になるポイントです。

どの召喚を使うのか。
どのように敵へ対応するのか。
新しい生き物を発見したとき、どんな驚きがあるのか。

そうした発見の楽しさにも期待したい作品です。


『Johan – a medieval rabbit game』の基本情報

項目内容
タイトルJohan
通称Johan – a medieval rabbit game
開発元Vercors Studio
パブリッシャー未記載
ジャンルソウルライクアクション
対応機種Steam
プレイ人数シングルプレイヤー
リリース時期TBA
Steamページhttps://store.steampowered.com/app/4167150/Johan/
公式XVercors Studio(@Vercors_Studio)

※掲載内容は、開発者様より共有いただいた資料をもとにしています。リリース時期などの情報は今後変更される可能性があります。最新情報はSteamページや公式SNSをご確認ください。


FAQ

Q. 『Johan – a medieval rabbit game』はどんなゲームですか?

A. 15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界を舞台に、写本のページから命を得たウサギのJohanを操作して戦うソウルライクアクションゲームです。パリィベースの戦闘や、装飾写本・欄外装飾アートから着想を得た奇妙な生き物の召喚要素が特徴です。

Q. 『SEKIRO』のようなゲームですか?

A. 開発者のQuentin氏は、『SEKIRO』を自身の一番好きなゲームであり、主なインスピレーション源だと語っています。ただし、『Johan』は15世紀ヨーロッパをもとにした中世世界や、民間伝承、古写本の要素を取り入れた、独自のゲーム体験を目指して開発されている作品です。

Q. どんな戦闘が楽しめますか?

A. 本作では、パリィを軸にしたチャレンジングな戦闘が特徴として紹介されています。小さなウサギであるJohanが、強力な騎士やボスに立ち向かう、手応えのあるアクションが期待できます。

Q. 召喚できる生き物とは何ですか?

A. 中世写本の欄外装飾アートや民間伝承から着想を得た、奇妙な生き物たちです。それぞれ異なる能力を持ち、戦闘で活用できる要素として登場します。

Q. どんな人におすすめですか?

A. FromSoftware作品が好きな人、ソウルライクアクションが好きな人、中世ヨーロッパ風の世界観が好きな人、民間伝承や古写本モチーフの奇妙な生き物に惹かれる人に注目してほしい作品です。

Q. どこでチェックできますか?

A. Steamページで確認できます。気になる方はウィッシュリストに追加して、今後の情報を追ってみてください。


まとめ|かわいいウサギの奥に潜む、中世伝承のダークな魅力

『Johan – a medieval rabbit game』は、ウサギを主人公にしたソウルライクアクションゲームです。

しかし、その魅力は「かわいいウサギが戦うゲーム」という一言だけでは語りきれません

15世紀ヨーロッパをもとにした架空の中世世界

土地を荒らす2つの騎士軍。

装飾写本や欄外装飾アートから着想を得た奇妙な生き物たち

パリィベースの戦闘と、プレイヤーのスキルを試すボス

そして、開発者が語る『SEKIRO』へのリスペクト。

かわいらしさと不穏さ

幻想的な世界観と、緊張感のある戦闘

その組み合わせが、『Johan』という作品を強く印象づけています。

日本のプレイヤーにとっても、FromSoftware作品への影響や、あまり知られていないヨーロッパ中世民間伝承の要素は、気になるポイントではないでしょうか。

気になる方は、ぜひSteamページをチェックし、ウィッシュリストに追加して今後の展開を追ってみてください。

筆者:

タグ

#アクション #ソウルライク

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