マレーシアの伝統菓子を作り、家族の記憶をたどる。やさしいレストラン経営シム『Kooeh: A Timeless Delight』
マレーシアの伝統菓子を作り、動物たちのお客さんを迎えながら、小さなデザートカフェをよみがえらせていく。
『Kooeh: A Timeless Delight』は、マレーシア・ペナンを拠点とするTwilight Foundry Gamesが手がける、コージーなレストラン経営シムです。
本作では、料理を作ってお客さんに提供するだけでなく、失われた家族のレシピをたどりながら、マレーシアや東南アジアの食文化に触れていきます。
かわいらしい見た目の中に、食べ物、家族、文化への想いが込められた一作です。
『Kooeh: A Timeless Delight』とは?

手描きの温かいアートで描かれる、マレーシアの文化と動物たち
『Kooeh: A Timeless Delight』は、失われた家族のレシピを再発見し、家族のレストランを復興していく物語重視のレストラン経営ゲームです。
基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Kooeh: A Timeless Delight |
| 開発 | Twilight Foundry Games |
| ジャンル | コージー / レストラン経営 / 物語重視 |
| 対応機種 | PC(Steam) / Xbox Series X|S |
| 発売日 | 2026年6月17日 |
| 価格 | 9.99ドル |
料理を作り、店を整え、お客さんを迎える。
親しみやすい経営要素を軸にしながら、プレイヤーは少しずつ家族の記憶や地域の文化に触れていきます。
料理を作り、お客さんを迎える。やさしいレストラン経営

本作の基本は、カフェに訪れるお客さんの注文を受け、料理や飲み物を作って提供していくレストラン経営です。
プレイヤーはレシピを確認し、必要な材料を使って料理を作ります。
調理では、タイミングを合わせるようなミニゲームも用意されており、ただメニューを選ぶだけではなく、手を動かして料理を仕上げる楽しさがあります。

料理の出来栄えは星で評価される。上手に作れたときの達成感も魅力
料理には難易度や調理時間が設定されており、完成度に応じて評価も変化します。
また、売上を使ってテーブルや椅子などを購入し、店内を少しずつ整えることもできます。
複雑な経営シムというより、コージーゲームらしい遊びやすさを大切にした作りです。

売上を使って家具を購入し、カフェを少しずつアップグレードできる
「料理を作る」「お客さんに出す」「お店を整える」という流れがわかりやすく、やさしい雰囲気の中で、自分のカフェを育てていけるのが本作の魅力です。
Kuih Lapis、Ondeh-Ondeh、Teh Tarik。料理から文化に触れる

レシピ帳では料理の材料や説明を確認できる
『Kooeh: A Timeless Delight』で特に印象的なのが、登場する料理や飲み物です。
作中には、Kuih Lapis、Ondeh-Ondeh、Teh Tarik、Pat Poh、Vadaiなど、マレーシアや東南アジアの食文化に根ざしたメニューが登場します。
レシピ帳では、料理の見た目だけでなく、材料や説明も確認できます。
知らない料理でも、かわいいアイコンや手描き風のイラストを通じて自然と興味を持ちやすい作りです。

Ondeh-Ondehなど、東南アジアの伝統的な菓子がかわいらしく描かれる
本作における料理は、単なるメニューではありません。
一つひとつの料理が、文化や記憶につながる存在として描かれています。
カフェを運営しながら、見たことのない料理に出会い、「これはどんな味なんだろう」と知りたくなる。
そんな、ゲームを通じて食文化に触れられる楽しさがあります。
来店するのは、東南アジアの希少な動物たち

お客さんは東南アジアの動物たち。プロフィールから実在の動物について知ることもできる
カフェに訪れるお客さんたちも、本作ならではの大きな魅力です。
登場する動物キャラクターは、東南アジアの絶滅危惧動物をモチーフにしています。
たとえば、マレーバクのような動物たちがかわいらしい姿で来店し、料理を楽しんでいきます。
さらに、ジャーナル機能では、それぞれの動物についての情報を読むこともできます。

動物たちが料理を待つ姿もかわいらしく、店内の雰囲気をやさしく彩る
料理や動物、店内、屋外の風景は、手描き風のやわらかいアートで統一されています。
かわいい動物たちとの出会いを楽しみながら、東南アジアの自然や希少な動物にも少しだけ関心が向く。
そのさりげない広がりが、本作の温かさにつながっています。
開発者コメント:小さなゲームに込められた“初めて”と想い
今回、Retry Game JournalではTwilight Foundry GamesのWilliam氏より、日本のプレイヤー・読者に向けたコメントをいただきました。
私たちの小さなゲームに興味を持っていただき、ありがとうございます!
『Kooeh: A Timeless Delight』は、私たちにとって多くの“初めて”が詰まった作品です。
スタジオとして初めてのゲームであり、チームとして初めて制作したゲームでもあります。
また、コージーなテーマを持つ経営ゲームに挑戦した初めての作品であり、Xboxコンソールへの移植も初めての経験でした。
本作は、いわゆる本格的な経営ゲームを期待するすべての方に完全に応えられる作品ではないかもしれません。
それでも私たちが重視したのは、東南アジアの文化や食べ物、そして絶滅危惧種の動物たちを紹介することでした。
このプロジェクトを通じて、私たちは多くのことを学びました。
次回作では、さらに良い作品をお届けできるよう全力を尽くします。
ぜひ私たちのSNSをフォローして、次のゲームも楽しみにしていてください!
『Kooeh: A Timeless Delight』は、Twilight Foundry Gamesにとって初めての挑戦が多く詰まった作品です。
そのコメントからも、本作が単なるレストラン経営ゲームではなく、チーム自身の文化や、伝えたいものを形にした作品であることが伝わってきます。
まとめ:やさしい見た目の奥に、文化と記憶がある一作

文化、料理、動物たちが重なり合う、温かなレストラン経営シム
『Kooeh: A Timeless Delight』は、マレーシアの伝統菓子を作りながら、家族の記憶や東南アジアの文化に触れていくレストラン経営シムです。
料理を作る楽しさ、カフェを少しずつ整えていく経営要素、かわいらしい動物たちとの出会い。
それらが手描きの温かなビジュアルと重なり、ゆっくり味わうように楽しめる作品になっています。
コージーゲームが好きな方、料理ゲームやレストラン経営が好きな方、文化や食べ物をテーマにした作品に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
Retry Game Journalでは、雰囲気や世界観が魅力的なゲーム、コージーな作品、物語重視のゲームも紹介しています。
気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
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